と言っても私が加工するわけではないですが(笑)

 

今回の案件はユニット品のご依頼でして、Cマウント加工含めアルミ加工品が6種類ほどあります。

 

また短納期でのご依頼だったため、対応可能な加工業者さんが限られます。

 

さらにさらに表面処理に「ツヤ消し黒アルマイト」が必要です。

 

完成品を組付けた際にツヤ消し黒アルマイトの色目が少しでも違うと、とても違和感が残りそうなので、

 

何とかして依頼している加工業者さんに「Cマウント」の加工内容を理解いただく必要があります!

 

ちなみに依頼している加工業者さんは短納期対応可能、他5点の加工も全く問題ありません。ですが!

 

「Cマウント?」と理解されていません!!がしかし、ここで前回の情報が活かされます!!!

 

Cマウントを加工内容に変換すると・・・

 

「外径25,4 1inch内に32山のネジ切り加工」

 

前回お伝えしたように、これが「Cマウント」の正体です。

 

変換することで加工業者さんにご理解いただき「対応できます!」とご返答いただきましたが、

 

あくまで「加工プログラムに対応できるのであって、検具が無いため検査方法はどうする?」となります。

 

経験則ですがネジほど現合が必要な部品はありません。ましてや今回は「艶消し黒アルマイト」があります。

 

ツヤ消し黒アルマイトは下地処理として「ショットブラスト」もしくは「エッチング」が必要です。

 

通常の黒アルマイトと違い、寸法精度がバラつきやすくなります…。

 

なので現合は必須です!

 

ただし「Cマウント」を知らない加工業者さんはどのゲージを入手すれば良いのか見当がつきません。もちろん私もです…。

 

ここで再びお客様のお力を借りることに・・・

 

相談したことろ・・・新しいゲージをご購入いただき、支給いただることに!

 

 

お客様も「短納期でCマウントを加工できる業者」を探していらっしゃったので協力を惜しまない姿勢でした。

 

このような動きもあり、現合を終え納品まで無事に漕ぎつけることができました

 

お客様・加工業者さん・弊社の3社が協力し合い知識を共有することにより成し遂げれた事例だと思います!!



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