”リバースエンジニアリング” 最新設備と優れた技術。製作の裏側をお見せします。

これまで過去のブログで何度か「リバースエンジニアリング」についてふれてきました。

 

「リバースエンジニアリングってそもそも何??」ですとか、「お客様のお役に立てた!!ケーススタディ」などなど・・・概念やアプローチの手法などについてお伝えしてきました。

 

今回の記事では、「手のひらサイズの金属加工であれば日本一」と謳われる技術集団である加工業者さんが実際にリバースエンジニアリングを行った現場の裏側を極秘でお見せします・・・

 

是非ご覧ください!!

 

まずはコチラ!ご覧の通りトリケラトプスです・・・(笑)

 

今回はこのトリケラトプスの模型について”リバースエンジニアリング”を行います。

 

ゴツゴツ感がハンパなく、更には曲面的な箇所も多くあり、見るからに複雑な形状…。

 

一筋縄ではいきそうにありません…。

 

 

①まずはトリケラトプスの模型を “3Dスキャナー” を用いて形状測定します。また必要に応じて、3次元測定器や測定顕微鏡といった他の測定機器を用いることもあります。

 

※豆知識

本ふるさと加工パートナーさんは「加工技術の高さ」のみではなくミクロン単位の公差が求められる微細加工品の品質保証に対しても非常に重きをおかれています。

 

キーエンス・ミツトヨ・Nikonと言った代表的な測定器メーカーの最新測定器を随時更新、ラインナップされており一抹の隙も見逃さない管理体制を敷かれています。

 

さて話は戻り・・・

 

②測定データを基に製図を行います。

 

2D&3DCADの各種ソフトを揃えられており、お客様ご希望のファイル形式でご提供できます。

 

③いよいよ機械加工の出番です!!

 

今回、複雑な曲面をもつトリケラトプスを再現するために用いられた工作機械は・・・

 

安田工業製「YBM Vi40 Ver.Ⅲ」です!!

 

巷では「工作機械のフェラーリ」とも呼ばれるらしく・・・それに相応しい性能をもったマシンです!

出典:YBM Vi40 Ver.Ⅲ – 安田工業株式会社 (yasda.co.jp)

 

現地で実機の写真も撮影したかったのですが・・・他案件含め機械がフル稼働しており、ワークが映りこむ可能性があったため、現場での撮影は断念しました…。

 

以上の工程を経て出来上がった製品がコチラ↓↓

 

重厚感すごっ!!チープな台詞ですが、感嘆しかないです!!

 

材質はステンレス(SUS304)を用いております。本来ならばリバースエンジニアリングにおいて材質選定のフェーズが重要ですが、今回は ”デモ” なのでステンレス(SUS304)を用いています。

 

見比べてみると・・・

 

形状的には遜色ありません。オリジナルがステンレストリケラトプスを崇めているようにも見えなくもない(笑)

 

ただし・・・

 

寸法測定から機械加工まで時間は大分かかっていましたので(加工機の空き時間を狙った)非常に高価なトリケラトプスの置物に大変身です…。

 

読者の皆様、インテリアとしてお1ついかがでしょうか?一つ○○万円で販売します(笑笑)

 

今回は”リバースエンジニアリングのサンプル”製作ですが、本来ですと上記工程に加え、使用用途や相手側との嵌め合いなど他要素が絡んできます。

 

その要素含め “リバースエンジニアリング” を行うために必要なものは今回ご紹介しました最新鋭の設備があれば対応が出来る・・・

 

だけではありません!!

 

これまで培われた加工技術のノウハウがとても大切になってきます。

 

繰り返しとなりますが、

 

「手のひらサイズの金属加工であれば日本一」と謳われる技術

 

をもつ ”ふるさと加工パートナー” であれば設備・技術、リバースエンジニアリングを行うにあたり必要な要素は全て取り揃えております。

 

よって我々も安心してお任せることができます。

 

もちろん”リバースエンジニアリング” のみならず、他社様で対応困難であった図面・事象などございましたらお気軽にお問合せ下さい♪

 

「手のひらサイズの金属加工であれば日本一」と謳われる技術

 

をもってお客様のお悩みを解決させていただきます!!

 



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