フッ素、テフロン、PTFE??違いって何だろう?
「感動のこびりつきにくさと耐久性。ストレスフリーだから毎日使いたくなる!」
某メーカー様の製品キャッチコピーですが、何を指しているか分かりますでしょうか?
正解は・・・そう!!
皆さんご存知!ティファールのフライパンです!!我が家でも使用していますが、確かに焦げ付きにくい!!
続いてはこちら、「ムシ歯を防ぐ○○が長く留まる高密着○○処方」
こちらも某メーカー様の製品キャッチコピーです。何か分かりますか??
正解は・・・
クリニカです!残念ながら我が家ではクリニカではなく、シュミテクトを使用していますが…。
何とな~く予想はつくと思いますが、ティファールフライパンとライオンクリニカに共通して用いられているものは・・・
”フッ素”
フッ素を用いているからこそフライパンは焦げ付きにくく、歯磨き粉は虫歯になりにくい!
と紹介されています。
フライパンと歯磨き粉と、共通項が見えにくい両者に使用されていることもあり「フッ素、めちゃ万能やん!スゲー!!」となりますよね。ですが、ここで疑問?
”フッ素??”
名前は聞いたことがあるとは思いますが、皆さんこの万能品である”フッ素”についてご興味を持ち調べられたことはありますでしょうか?
実はこの ”フッ素” 。機械要素部品にも多く用いられており、萬代も勿論取り扱っています!
以前、弊社の社員からある製品のことを教えて欲しい!!という声が挙がり、その中でフッ素について触れました。
が、お恥ずかしい話・・・萬代社員も ”フッ素” についての知識が非常に薄い!!
と、偉そうに言っている私も講習を行うまでは ”フッ素” についてあまり知りませんでしたが(笑)
なんとなく聞いたことがある・・・程度で、フッ素を用いることでどのような効果があるのか?などを理解していませんでした。
という訳で、今回は巷で噂?の “フッ素” についてご紹介させていただきたいと思います。
まず「テフロン」をご存じでしょうか?
フライパンを例に挙げますと「テフロンコーティングを採用」といったキャッチコピーを目にしたことはありませんか?
ここで言う「テフロンコーティング」は焦げ付きにくいことが最大のメリット!!
あれ?フッ素と同じやん!?と思うかもしれませんが、そうです。同じです!
テフロンとはPTFE(フッ素樹脂)を原料とした商品名になります。
テフロンの製造元はアメリカに本社を置く「ケマーズ社」で、「ケマーズ社」が商標登録している製品となります。
ちなみにフッ素樹脂を原料とした製品は現在9種類もあるそうです。
つまり、テフロンを含む他のフッ素樹脂製品は「フッ素」という枠組みの中で製造されたものだといえます。
改めて ”フッ素” が持つ特徴とは何か?
フッ素コーティングフライパンであれば焦げ付きにくい⇒滑らかな表面を成形できる、
フッ素入り歯磨き粉を使う事で虫歯になりにくい⇒(ライオン様商品説明ページが非常に分かりやすく説明されています。是非ご覧ください)
クリニカハミガキ|製品ラインアップ|ライオン (lion.co.jp)
と言った特徴があります。
他にも多くの特徴を持つフッ素ですが、専門的なサイトが数多くあるため、私のつたない説明よりもぶっちゃけそちらをご覧なられたほうが良いと思いますので割愛します。
次は視点を変えて、産業機械分野における ”フッ素” はどのように用いられているのでしょうか?
萬代では様々なフッ素製品の取扱いがあり、代表的なものではオイルシール、Oリングと言ったナショナルブランド品から、テフロンライニングやテフロン成型加工と言った別作品まであります。
また直近で製作しましたテフロン製品がありますのでご紹介します!
上記写真ですが、どんな製品かと言いますと・・・
ローレット加工を施した鉄芯にテフロン素材を接着、旋盤加工で溝彫り、円筒研磨で仕上げ加工を行った製品となっております。
改めて萬代ではナショナルブランド品から別作加工品まで “フッ素” を用いた様々な製品を提供することが可能です。
テフロンなどの ”フッ素” でこのような製品を探している、こんな加工できない?などお困りごとがございましたら是非萬代へご相談ください!!
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