ピローブロックとプランマブロックの違いって??
節分も終わりましたね、皆さん恵方巻を食べましたか?
ちなみに今年は東北東の方角で、それについて毎年感じるのですが、、、自分の方向感覚はズレているのだろうか・・・と
更にもう一点感じるところがありまして・・・皆さん恵方巻を食べる時はやっぱり無言ですか?
私は子供の頃に笑いながら恵方巻を食べるというナゾの風習がありまして・・・、これもズレていたのであろうか・・・と感じます(笑)
そんなこんなで楽しい豆まきも行い、今年も無事に節分を終える事が出来ました。
が、翌朝掃除しているときの虚しさは独特なものがあります…。
さて余談が過ぎましたが、今回はピローブロックとプランマブロックの違いについてお話させていただきたいと思います。(ここで言うピローブロックとはインサート軸受ユニットの事を指します。)
皆さんはピローブロックとプランマブロックの現物を見られたことはありますでしょうか?
見比べていただくとどうでしょうか?
非常によく似ている!!というイメージを持たれると思います。
それもそのはず、ベアリングユニットの歴史を紐解くと・・・まずベアリング単品から始まり、
そのベアリングを収めるためのハウジングとしてプランマブロックができ、
その後ベアリング・ハウジング一体型のピローブロックが開発されたとあります。
という事で上の写真ではピローブロックとプランマブロックはほぼ同じものに見えます。が、実は・・・
プランマブロックのみで注文した場合は「ハウジングだけ」が納品されます。ここは要注意です!!
ベアリングなどなどが装着されていません!!知らずに注文してしまうと大変な事になります!!
ではそんなややこしい分け方をしないで、プランマブロックもベアリング一体型であるピローブロックに集約すれば良いのではないか?
と考えると思いますが、何故分けているのでしょうか?
明確な答えはありませんが、私が推測するに・・・
プランマブロックは用途に応じてカスタマイズが出来る。つまり自由度が高い。
という事が理由ではないでしょうか。
ピローブロックは一体型、プランマブロック下記図解のように、上下に分割し、内部に必要部品を組み込みます。
用途に応じて、自動調心ころ又は自動調心玉軸受けを組込み、密封装置としてフェルトシールやゴムシール、ラビリンスシールなど、
更には潤滑方法もグリースまたは潤滑油など、様々な用途に対し応えることが可能な仕様になっている。
これだけ多くの選択肢を一体型のベアリングユニットにすることは不可能ではないと思いますが、様々な観点において効率が悪いと考えらえるのではないでしょうか?
それに加え市場のニーズとしてはピローブロックに代表されるインサート軸受ユニットでカバーできるケースが多いと感じます。(業界にもよると思いますが。)
弊社もピローブロックとプランマブロック、双方の取扱いがありますが、ピローブロックの需要の方が圧倒的に高いです。
そのため、多くのカバーできる需要に対してはインサート軸受けユニットである「ピローブロック」を用い、自由度が高くなるケースでは「プランマブロック」と言った使い分けがあるのだと思います。
またピローブロックとプランマブロックの特徴や用途に関しては、負荷荷重の違いなど様々ありますが、それはネットで調べていただくと詳細を説明したページが多く存在しますのでここでは省きます。
以上、今回はピローブロックとプランマブロックの違いについてご説明しました。
ちなみに弊社はピローブロック製造メーカー「旭精工」と直接取引を行う正規取扱店になります。
ピローブロックをご用命の際は是非お声がけください!
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