営業マンのつぶやき、その2。半導体不足よる製品の供給難に歯止めがかかりません。

先日、某メーカー減速機の見積を販売代理店経由で行いました。

 

程無くして回答があり、お客様へ御見積回答しました。回答後2~3時間でご注文いただき、

 

弊社も販売代理店へ注文を行いました。ここまでは何ら変わりない、普通の流れです。

 

がしかし、ここから大きく流れが変わります!!!

 

注文して数日後、販売代理店から納期回答があり、その内容は・・・

 

「ご指定納期より3ヶ月ほど遅れるとメーカーから回答がありまして…。」

 

ちょっ、と待って!見積回答があった数時間後に注文したにも関わらず、3ヶ月遅れ?

 

ほんまに意味が分かりません!!理由を聞くと、半導体不足の影響により生産が遅延しており、

 

あふれかえった受注残の処理に終始追われパンクしているとのこと。

 

見積回答を行ったメーカー担当者も、そういった事情を工場から聞かされていなかったそうで、

 

通常納期で回答をしたことにより発生した悲劇です。当然販売代理店もそのようなことは知りません。

 

その後、何度かの交渉の末、無事に納期通り納品できました。

 

実はこの販売代理店はメーカーのトップバイヤーであり、若干のパワープレイがあったかも知れません。あくまで噂ですが…。

 

また別事案で、お客様よりある装置の御見積をいただいた話です。

 

メーカーに見積を行うと納期3ヶ月、更に制御BOXに使用する半導体の供給状況によってはさらに伸びる可能性があるとのこと。

 

実はお客様に過去、類似形状品をご購入いただいた実績があります。

 

その際お客様で制御BOXを自作されましたので、今回も制御BOXは不要だろうと思い、

 

お客様へ「前回同様に制御BOXは自作されますか?」と確認したところ、

 

お客様も半導体の入手が出来ず、今回は制御BOX含め依頼したいとのこと…。

 

大変リスキーです!!メーカーから不安な一文がある場合、経験論では大抵その通りになります。

 

つまり・・・今回であれば納期が3ヶ月以上になる可能性 “大” です。

 

本見積に関してはまだお客様で検討されていますが、一刻も早くご決断していただきたいと思う、今日このごろです。



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