超硬合金とはどういった材質?どう加工する?
先日「超硬合金」について社内勉強会を行いました。
きっかけは私が受注した超硬加工品の最終チェックを行った際の、ある営業担当者とのやりとりです。
「チョウコウ??」と言った様子で、初めて聞くフレーズであったため、必要性を感じ勉強会を行いました。
勉強会の内容は、合金とは何か?超硬と他材質の硬度比較、超硬の特徴、超硬の成分、超硬素材の成型&加工方法、
超硬を利用した生成品、といった切り口で行い、最後に萬代での超硬の展開事例を紹介したことで、
受講した社員の脳裏にインプットさせることに成功しました♪
これで今後「チョウコウ??」フレーズは完全になくなります!
さて話は少し過去に戻ります。私が勉強会の事前準備で展開事例を調査している際に、
島根営業所の営業担当者が超硬をある加工法で利用している事が分かりました。
その加工法が”超硬溶射”です。
私が以前に受注した超硬加工品は、S45Cと超硬を接着している形状でした。
超硬の接着は私も加工現場担当者も初耳でしたので、S45C部分も含め、すべて超硬で製作しました。
万が一超硬で不良品を出してしまうと、その後の修正が一切効かないリスクがあり、
製作を進めるうえで非常に神経を尖らせる必要があります。
超硬の別作加工品は製品価格も高いですが、それに伴った労力がかかるものだと認識しました。
ですがその後の調べで超硬溶射というものが分かり、上記製作物も代替え出来たのではないだろうかと思いました。
次回はそんな超硬溶射について、お伝えします♪
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