トラブル事例!お客様視点とメーカー視点とは?
少し大袈裟なタイトルになりましたが、先日私が某メーカーの営業担当者さんとお客様のもとへ、
同行営業した際に感じたことを商社の営業担当者としての目線で書きたいと思います。
訪問活動は基本的には1人で行いますが、お客様からのご依頼内容によってはメーカー担当者と同行します。
今回は「現行機に取り付けているコンベアベルトが蛇行する問題を解決したい」でした。
設計や試作段階であれば時間猶予がありますが、ユーザー様で稼働している機械となれば、
時間的猶予はほぼありません。よって、解決策を早急に見出すべく同行訪問をしました。
まずは問題の共通認識が必要です。お客様が製品トラブルだと捉えている場合でも、
メーカー視点では製品トラブルではなく正常範囲内、もしくは用途上の不具合可能性もあります。
今回は後者に該当しました。メーカーの見解はベルトの蛇行ではなく、かたよりが原因でした。
蛇行はどのようなベルトでも少なからず発生します。ただし、かたよりは機械のセッティング状況や
搬送物が影響し、左右どちらかに傾きが発生するケースがあります。
これによりベルトが早期で摩耗し、早期交換の原因になります。
さて問題把握は出来ましたが、ではかたよりに対しどのような解決策を出すのか?
その内容は次回お伝えします!
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